今年は初日を見よう!と12月31日に思い、静岡県西部の竜頭山(1351m)に登ることにしました、春~秋の時期には時々登ってることもあってコースもよく知っているので軽い気持ちで決めたんですが、これが大失敗、いろいろ痛い思いをの1年の始まり
目次
失敗1 登山靴忘れた~
とみゆう’の住んでる静岡県西部地方は本州でもかなり暖かいとこ、平野部なら真冬でも雪はまず積もりません。
そんなとこでも、竜頭山のような1000m超えとなると、さすがに山頂付近に雪があります、当然ハイカットの登山靴は必須なんですが・・・
見事に忘れました・・車にあるのはローカットの登山靴、一応ゴアテックスだし、まぁ登山というよりハイキングコースだし、問題ないだろうと判断したのが、大間違い
確かに登るのは問題なかったですが、防寒力がゼロ、つま先が冷たいのなんのってツライ、登るほど、どんどんパワーアップしてく感じで、いったい何の修行だよ、出かける前には持ちものは再確認と反省
失敗2 スキーウェアで山登りNG
専門の防寒具を持っていないとみゆう’ 数年前に登ったとき、風を通しにくいウインドブレーカーの中にフリースやセーターを着込んでモコモコで登りました、とにかく動きにくかったし、ちょっと暑かった記憶が
そこで思いついたのは「スキーウェア」
大失敗・・・汗かきの自分は、歩き始めて30分でウェアの中が汗でびっしょり、これが冷えて寒いにのなんのって極寒地獄ですわ、でも予備のインナーを今着ると帰りが辛そうだし、山頂までガマンするしかない、体も足先もヒエヒエ、道具は正しく使わないと反省
余談ですが、竜頭山の登山道は、手を使わないと登れないような難所はありません(初心者向けコースの場合)しかも、美林が続いて良い雰囲気の道ですが、眺望は山頂付近までまったくないので退屈かも、下の写真は標高400mくらいで帰り道に撮影していますが、見事な美林です。
失敗3 時間配分ミスで初日みれず
竜頭山の登りは標準で約6キロで2時間20分が標準タイムとのこと、自分は1時間40分(夏-昼間)くらいでいつも登ってます、それを基準に出発の時間を設定しました、もうこの時点でバカですよね、未熟者まる出し
夜なので思ったよりも早く歩けなかった、寒くて体が動かなかった、雪が積もりだしたらさらに遅くなった、ちょっと考えれば夏山のように登れるわけがないんですよ。
結局、標高1,100m地点で、すっかり日が登ってしまい、初日の出まったくみれず、余裕をもって計画・行動しようと反省
失敗4 アイゼン付けず登ったら
さて、登山道が雪道に変わったんですが、それほど雪深くもなかったので、アイゼンは装着せずに登ってしまおうかと、理由はアイゼンをリュックの底に入れたんで出すのが面倒ということ、ハイキングコースレベルなんで登れたんですが、これがけっこうズルズル滑る滑る。
結局、余計な体力を使いまくって、途中で装着しよかとも思ったんですが、雪も深くなっていき、なにより見ての通りの日陰で風も超つめたいのです、ちょっとでも立ち止まると寒くて寒くて・・・ハァハァゼェゼェしながら登っていきました、道具の装着は早めにしなければ意味がないと反省
失敗5 装備不足で登頂ならず
つま先冷たいし、なによりインナー汗びっしょりで寒い、もうブルブル、でも着替えは予備1着しかないし・・・、山頂と展望台まで行くつもりだったけどとてもムリ、急遽、行き先を避難小屋変更、マジで避難してから下山することに、ここを超えれば避難小屋が見えるハズもう一息、冬の山を甘く見た報いと猛反省です。
失敗6 おにぎりがバサバサ
やっとの思いで山頂近くの避難小屋に到着(ここはかなり立派)体はブルブル、ラーメンのお湯を沸かしてる間に、まず着替えて、次に朝食のおにぎり食べることに、前日の夕方、スーパー確保したものです、が、これが冷えてバサバサ、ボロボロ、正直かなりマズイんですが、燃料を入れねばと完食、あとからカップラーメンの残り汁におにぎり入れたほうが良かったのでは? もう少し考えて食べないとね、ちょっと反省
だいたい今回はこんな感じ、新年早々失敗だらけこれは「今年は気を引きしめていけ」ということかなと、はぁしんど、救いは樹氷が太陽に反射していて景色はかなり綺麗だったことですね。
おまけ モンベルのスノーチェーンはラク
モンベルのスノーチェーンという簡易アイゼンで履いて下山しました、脱着が簡単なので見た目外れそうな感じがするかもしれませんが、軽登山・ハイキングコースレベルなら全く問題ない、想像以上にがっちりグリップ、ズレたりするような事もなかったです。
サバイバル登山家の服部文祥さんは、沢登りでも使っているらしいですね、脱着がラクで夏でも冬でも使える優れものだと思いますよ。
コメント