赤城山(最高峰 黒檜山1,823m)は、群馬県の100名山です。
赤城山はいくつかの火山の山頂の総称で、「赤城山」という名の山はありません、太古は2,500mくらいあったらしいのですが、爆発的噴火で高さになりました。
目次
赤城山に登ってみた
赤城山の駐車場図 (黒檜山登山の場合)
1.赤城山 黒檜山登山口駐車場 無料(くろびさん)
黒檜山登山口駐車場は、小さな小学校のグラウンドくらいありそうな未舗装の駐車場、40~50台は余裕で停められそうな広さがあります。
駐車場の周りは木々に覆われていて、民家はおろか街灯すらありません、当然、トイレ・自動販売機などもあるわけもなく、夜に来たら真っ暗で不気味。
2.おのこ駐車場(あかぎ広場バス停前)
おのこ駐車場は、黒檜山登山口駐車場とは違ってアスファルトの駐車場です。
あかぎ広場のバス停前にあって、かなり広く観光バス用の駐車位置もありました。
街灯・清掃されている24時間WC・自動販売機・公衆電話などもあり、駐車場周辺は、お土産屋・食堂も数軒あるようです。
実は車中泊場所を黒檜山登山口駐車場に設定してたんですが、当日1台も車がなく真っ暗だったのでコチラに変更。
おのこ駐車場には私のほかに数台の車がありました、が、離れて駐車したので快適、完全に明るくなるまで寝すごしました。
3.赤城神社駐車場
赤城神社駐車場は10数台程度のアスファルトの駐車場ですが設備はありません。
その先の黒檜山登山口駐車場方面にいくと、すぐにもう一ヵ所の赤城神社駐車場がありましたが、夜間は侵入禁止になっていました。
ちなみ赤城山の写真でよく写っている赤い橋はここから渡れるハズなんですが、なんか工事中のようで渡れませんw
赤城山登山口(黒檜山登山口)
黒檜山登山口駐車場から歩いて200~300mほど行くと右手に登山口があります。
黒檜山山頂までは、僅か1.1km、これはイイ・・・と思ったのはこの瞬間までです
赤城山登山道(黒檜山登山道)
登山道に入っていきなりこんな感じの洗礼、まだ5mも歩いてない…
さらにこんなとこも、別に極端にキツイように見える感じで写しているわけじゃないですよ、ほんとにこんな感じで歩きにくいんです、前日の雨もあって石や岩も滑りそうでコワイ
ハァハァしながら大沼が見えるところまで、明るい所が一応は稜線みたい。
大沼と赤城神社見えます、赤城神社の手前に見えるとこが黒檜山登山道駐車場ではないかと思われます、大沼の向こうの山は地蔵岳(1,674m)
雲が出ていて遠くは見えなかったですが、なかなかに幻想的な景色でけこう満足、スマホのカメラじゃ伝わらないのが残念
ササ道は僅かですぐ岩の道に豹変、さっきのとこより更に歩きにくく、しかも広いからルートがいまいちわかりにくい
【黒檜山3】救助を求める時の番号だそうです、山頂まで数ヵ所あります。
土の様子が変化、シャリシャリしていて富士山に似ている気がします。
てっきりここが山頂だと思ったんですが、ここの手前10~20mくらいに分帰路があって、そこを左に曲がって平たんな道を1分くらい行くと山頂です。
赤城山山頂(黒檜山山頂)1828m
本来は絶景のはずが・・・周囲真っ白、絶景ポイントに行く気にもなれない。
山頂広場は20~30人は休憩できそうな感じ、あいにくの曇り空で景色は全く見えません
たいまつ?はじめて見た、非常用?祭事?なんなのかな
赤城山(黒檜山)のマトメ
登山道往復で2.2kmと100名山と思えぬ距離で山頂に立てる赤城山、そのぶん傾斜がキツイですよ、黒檜山駐車場から山頂まで標高差は462m。
1.1kmで400m以上キツイはずだわ
計算(WEBで)すると、登山道の斜度は約24.5度、富士山の富士吉田口登山道の場合で13.8度、一番傾斜が険しいと言われる富士宮口登山道でも21度しかないです。
さらにこの登山道はデカイ石だらけで歩きにくいことこの上ない、しかも今回、石が濡れているのでそれに輪をかけてます・・もう大変
もっとも、道は完璧に整備されていて登る分にはまだよかった、問題は下り。
岩が濡れているとツルっと滑りそうでコワいし、傾斜がキツイですから、滑ったら洒落にならん被害になるのは容易に想像出来ちゃいます。
下山が想定以上に手こずって時間と体力を使いました、手袋とストックは必須の山道でしたね。
ただし天気に恵まれて岩が濡れていいなければ、アスレチックのような登山道の印象、それはそれで楽しかもしれないです。
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