岩手山(2038m)は、岩手県の百名山です、その美しい姿から「南部富士」とも呼ばれています、宮沢賢治、石川啄木などの岩手県の人の心のふるさとの山とのこと。
そんな、岩手山を馬返し登山口から往復してみました
目次
岩手山登山
馬返し登山口(4:58)
馬返し駐車場にある登山口です、駐車場はとても広くて200台はいけるんじゃ?てくっらい広いです、ココ以外にも駐車場があるようなので駐車可能総台数は不明、で、登山口となっていますが、ここはキャンプ場への入り口、登山口はここから100mくらい奥にあります。
入ってすぐのWC
登山口へ手前のWCと水場「鬼又清水」
水はここで給水すればOK、8合目の避難小屋でも給水できます。
岩手山登山口 5:03
案内図をみると二合目五尺から二手に分かれてます。
下から見ると、右が「新道」左が「旧道」です、二つの登山道は、雰囲気がまったく違っていて、新道は林間コース、旧道は殺伐とした岩場・レキコース
夏の旧道は日差しを遮る物も場所もないので、登りがかなりキツイでしょう
- 1合目まで、平坦路
- 2合目まで、ちょっと山道っぽい
- 3合目まで、だいぶ山道
- 新道7合目、林間道、傾斜はかなりあってキツイ
- 旧道7合目、岩場、傾斜は新道以上、木陰ほぼなし
- 9合目まで、平坦路、背の低い樹林や笹、天国路
- 山頂まで、火山道、富士山や浅間山に近い感じ、ちょっと歩きにくい
- お鉢巡り、山頂からの左回りは快適
登山道の右手は演習場のよう
0.5合目の分岐、どっちへ行っても山頂にいけるようです、どうみても右手が正規ルートっぽいので右に
1合目 5:39
ここまで特筆するような個所もなく、林の中の登山道で快適
2.5合目(5:58)このあたりから、旧道への分岐が時々あります、旧道は新道の右手にあるので、分岐を右に行けば旧道に出られるようです。
3合目 6:08
樹林帯のゆるやかな登山道でしたが、ここから先、徐々に厳しい道になっていきます。
5合目(6:40)
背の高い木が徐々に少なくなってきて、景観が覗けるようになります。
登山道も細くなってすれ違い困難なような個所がいくつかあります、だだ、危険を感じるような所は、なかったです。
6合目 7:02
ここまで雲の下&林の中で景観がイマイチ、でも6合目から上は晴天、
山頂まで2.6kmもある・・・
6合目標識場所(画像中央)と旧道を登っている2名見えます(岩の下あたり)
旧道登らなくてよかったと直感したね。
7合目(7:30)
7合目到着、ここまで2時間30分、長かった、岩手山が美しい、
祠と新道・旧道の合流地点、新道は祠の左手の林の中ですが、旧道は右手になります。
7合目から9合目までは、凄く緩やかな登りになって、今までが嘘のような道になります
道はゆるやかですが、山自体はダイナミックで荒々しい
8合目避難小屋
8合目小屋です、7合目から平坦な道を15分ほどで到着します、複数のベンチと大きな水場(御成清水)があって水が気持ちよくてゴクゴクと喉を潤し幸せ
立寄りたかったんですが、雲が出てきたので先を急ぐことに
下山に御成清水を写したものですが、あの水の中には「ビール」を冷やしている兵が・・・
正直「やられた」感がハンパなかった、この手があるのか、と自分の未熟さを思い知った次第ビールをネットにいれて淵に置いてある石で固定しています。
小屋をすぎると、高原のような平らな道を歩いていきます、花のシーズンなら最高かも
なんとなく、皆のマネして撮ってみた、スマホだが、けっこう雨なのか朝露なのか、道を歩いていくといすねが濡れました。
不動平 8:00
小屋から15分で十字路分岐のある不動平(フドウタイ)、ダイナミックな岩に囲まれた、平坦でかなり広い場所。
不動平から岩手山山頂方向、ここから先の登山道はジャリ道でけっこう歩きにくい。
岩手山火口の淵、Y字路になっていて、右でも左でも、とにかく淵を一周すれば山頂に行けますが、作法としては左側からが正式みたい、右回りだと最後の山頂の手前がかなりキツイ傾斜を登ることになると思います。
9.5合目 お鉢巡りでは、お地蔵さんがいくつも出迎えてくれます、それにしても絶景
火口方向、荒々しい感じで、不動平の優しい感じとは真逆、山頂まで近いようで遠い
やたら赤とんぼ?が飛んでいて、写真を撮っていると、腕とか頭に止まってくるんですよね、いいタイミングで撮れました。
山頂までのお鉢の道は、風景がすごくてやたら写真とってました、さすが岩手県を代表する山だわ
岩手山 山頂 8:38
山頂です、3時間30分くらいかかりました、山頂は狭くもなく広くもない20~30人もいたら山頂人多い?といった感じ
正直、山頂はまぁこんなもんかな、という感じなんだけど、ココまでの道のりが良かった
山頂から、火口方向、岩手山は火口の中にも山があって山頂付近に大きなケルンがあります・・あそこに行っている人もいるんですね
普段の記事だとここでマトメなんですが、今回は旧道を通って下山しますので続きがあります。
旧道 10:04
7合目手前くらいから、振り返った8合目避難小屋、なごり惜しい・・特にビール気になる
7合目にある新道・旧道の分岐、旧道へはこのロープにそって降りて樹木の中にある、すれ違いも大変な、かなり狭い細い登山道を下りました、新道ではこんな場所はほとんどなかったですね。
旧道のレキ道、旧道は新道とちがって砂利道が延々と続いているのと、明確な登山がなくどこでも登れるような感じ、4合目に降りるくらいまでこんな感じ
かなり歩きにくくて大苦戦、あと、新道とちがって日差しと風を遮るものがりません、幸い曇りだったので良かったですが、時折雲がきれると、その瞬間に強烈な日差が襲い暑かったです、天気がいい日は登るもんじゃないかも
旧道6合目 10:22
旧道5合目 10:38
この方向へいけば新道に行ける・・・旧道がきついと感じたら新道に行った方がいいかもしれませんね
5合目から10分降りてもこんな感じ、道もよくわかりませんが、とにかく降りればよいと
旧道4合目 10:57
ここからやっと登山道が樹林帯に、下山の山道は1時間くらいでしたが、歩きにくかったので、それ以上に感じます、これ登りだったら大変だわ、
ここから比較的、快適な登山道が登山口まで続きます。
鬼又清水(キャンプ場湧き水)
旧道を下りてきて到着した鬼又清水、キャンプしている人もいなくて、とみゆう′一人だったので、頭から落ちてる水につっこみました、適度に冷たい水を全身にかぶって
最高!
全身ズブ濡れ、でも気にしな~いきにしな~い、この爽快感は病みつきになりそう、こんなに下山は本当に久しぶり、あまりの気持ち良さに30分は休憩してたかな。
ついでにハイドレーションも満タン補給。
岩手山まとめ
岩手山は、とにかく登山道が変化に富んでいて、キツイけど楽しい登山でした、人気の山というのはとても理解できます。
もし近所に岩手山があったら、毎年登ってたかもしれない、山頂では同じ市内の人がいて、こんな遠くの「へんぴなとこw」で同郷と合うなんて、なんか不思議な感じ、お隣の三河の人もいて、ここ岩手県だよねって感じです。
もう少し近ければなぁ~って、下山後の鬼又清水も最高だし、日帰り登山はもったいなく感じる山でした、さすがは岩手県の名峰。
おまけ 焼走りの湯
焼走りコースの登山道入り口そばにある、温泉施設「焼走りの湯」です、駐車場がすごく広くて200台くらい車停めれそう、ただ施設は見た目大きそうだけど、そんなに広くないです、温泉のお湯も普通かな、2Fの大広間はタタミ50畳はあって仮眠くらいできそう。
ニフティー温泉に焼走りの湯 2種類割引クーポンあり。(2019/08)
温泉 通常価格600円 → 500円
温泉+食事 通常1,400円相当→950円(平日のみ)
https://onsen.nifty.com/hachimantai-iwate-onsen/onsen000451/
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