静岡県浜松市にある”中田島砂丘”は日本3大砂丘らしいです、30年以上前は確かにそうだったかも・・・しれないですが、いまは三大砂丘なんて大きな声では言えない感じの中田島砂丘の紹介です。
目次
中田島砂丘の砂は激減してる最中( ノД`)
とみゆう’が中学生のころ、中田島砂丘の入り口から海に行くまでには高さ10mくらいの砂の丘を3つくらい超えて、やっと海に到着した記憶があるんですが、今はその面影もなくて、津波防波堤の砂の丘を1つ超えるだけで到達できます。
砂丘と言うより「とても広い砂浜」という感じ、砂浜といえば「海水浴場」というイメージの人なら、広さにちょっと感動するかもですが、あくまで砂丘ではなく砂浜と思って見に来た方がいいです。
砂が減っている理由は、天竜川上流にあるダムが海へ砂が流れるのを止めているからです。
日本一の鳥取砂丘と比べてどう?
日本一の鳥取砂丘と中田島砂丘では「とても及ばない」というのが実態、鳥取砂丘をみたとき、あまりの違いにショックでした。
観光への力の入れ具合は”比べるべきもない”というレベルですし、肝心の砂丘が鳥取砂丘とくらべてショボすぎ、昔の中田島砂丘なら、鳥取砂丘に砂丘の高さでは負けていても、砂丘の数と、砂浜の広さで勝っていた、と勝手に思ってます。
昭和30年の中田島砂丘の写真によると、サンドスキーが出来るくらいの砂があったようですね、とみゆうも’海まで10m以上の砂丘を3つ超えて20分以上を歩いた記憶があります。
地元民的には、海まであまりに遠いため、どちらかというと”不人気”な場所でしたね、砂しかないし
中田島砂丘を歩いてみる
中田島砂丘の入り口から海への通路です、いい感じの写真になってますね~格安スマホとは思えない、実物は5割減でお願いします、通路に3~4名ほど写っています、写真一番奥までが300mくらいかな
堆砂垣-砂が減るのを防ぐ対策のようですが減る一方の気がします。
本来はウミガメオブジェのハズなんですが、シートが掛けられていて、なんだこりゃ?って感じでした
到着ではありません、海までは来た道と同じかそれ以上、「もう疲れたわ」と言う人は引き返したほうが良いでしょう
よくみたら写真に人が写っていました。
海まではまだまだですね、ここから海まで下りなので楽、帰りは登りに・・・
津波防波堤から左手、灯台が見えます、近くにみえてもけっこう遠いです
防波堤から右手です、海にはテトラポットがありますが、昔は無かった気も?
というかあの辺も全部砂浜じゃなかったっけ? まぁ30年数年も前の話ですからね、
すでに”浜が狭くなってる”と聞いてます。
定番の風紋
昔の中田島砂丘は、砂山と砂山の間に自分が入ると、360度全部「砂」に囲まれて砂と空しかない、なんて光景があったんですが、遠い昔の話になってます・・・ざんねん
さて、私はここで(津波防波堤頂上)Uターン、海まで大変だから行きません。
でも、皆さんは折角来たんですから海までガンバレ!
中田島砂丘走破ガイド
中田島砂丘を走破するのに、おススメの装備を紹介します、
スニーカー又は長靴で
砂浜はとても歩きにくいのでスニーカーがおススメ、最強は砂が入らない長めのブーツ、ヒールとかNG扱いですね。
あと真夏の中田島砂丘は”灼熱”です、サンダル・クロックスだと苦戦、ゴム草履では砂がマジで熱いので走行不能になります。
素足は砂に何が埋まっているかわからないので危険です
長袖・長ズボン 夏は日焼け対策を
風紋で知られる中田島砂丘、風がビュンビュンのときもあります、そんなときスカートでは洒落にならないことも、あと風と一緒に砂が超高速で太ももにぶち当たります、痛いですからね、短パン・スカートは避け肌は露出しないほうがいいでしょう。
特に冬はすさまじいので行くこと自体オススメしません、反対に夏は風は弱い時が多いですが、「日差しがなんか強い」です、砂浜からの照り返しなのかキツイです、日焼け対策をオススメします。
コンタクト利用者はサングラスがあるといい
砂丘では突然風がふいて砂が顔にバチバチバチとあたるくらいのことがあります。
コンタクト利用者は常時サングラスしてたほうが無難、特に秋冬春先は目があけられないくらいの量の砂が飛んでくることもあります、目薬も必須です。
帽子もあるといい
帽子便利、砂が髪に入るのを防ぐだけでなく、日よけや、強風時には顔をかくせます直撃防止にも、風がない日限定ですが日傘もかなり有効です
ペット飲料を持参して行こう
一旦砂丘に入ると水分を補給する手段はありません、海まで行くのなら往復で1km以上ひたすら砂浜を歩きます、休憩ヶ所もありません。
歩きにくい砂浜を喉カラカラはツライですよ、砂丘入り口に自販機があります。
海に入るのは超危険
中田島海岸では、海水浴場ではありえないような2~3m級の波が常にきています。
見た目とても楽しそうなんですが泳いでいる人は一人もいないはずです、なぜなら波が高すぎてとても危険だからです、特に離岸流(りがんりゅう)という、沖に向かう流れに巻き込まれると泳ぎの達人でもほぼ助からないです。
海岸は遊泳禁止
貴重品はポケットに入れない
落とし物に注意、砂浜なので何か落としてもホトンド音がしません、気が付かず移動すると発見は困難です、貴重品はポケットに入れないでバックの底とかに入れておいたほうが無難です。
その他
・目薬(砂が目に入ったとき用)
・ハンカチやタオル(何かと便利)
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