御嶽山(3067m)は長野県と岐阜県にまたがる高峰、江戸時代から御嶽詣で賑わった信仰の山なので、登山道へ行く道中には沢山の石碑を見れる個所もあります。
近年噴火により登山道が閉鎖されていましたが、期間限定で黒沢口コースから山頂へ登ってきました。
目次
御嶽
中ノ湯駐車場(黒沢口六合目駐車場) 1,800m (5:41)
今日は平日なんですが、中ノ湯駐車場(黒沢口六合目駐車場)はけっこう車が止まってます、期間限定の山頂公開ですからね、平日でも人が多いです、ちなみに気温は10℃くらいで肌寒い。
駐車場にはきれいなトイレもあり、アスファルトで舗装された快適な駐車場、大きな駐車場で、ここのすぐ手前にも駐車場があります。
Googleナビで来たのですが、「上松御岳線 県道473号?」を走ってきました、林道といっても完全アスファルトです、だだ道がかなり細くすれ違い困難な個所も数多くあります、帰りは御岳ロープウェー駅方面へ向かう「御岳ブルーライン」を使ったんですが、こっちのほうが全然道が良いです、御岳ブルーラインで来ましょう。
小屋(御岳山黒沢口6合目)
御岳山黒沢口6合目登山口
開清行者像
銅像は昭和8年7月に建造されたが戦争時に提供されたようで、昭和44年10月に再建されたそうです、50年前か~って思いました。
登山道に入ってすぐに、このお出迎えは、さすがは霊山といったところでしょうか
7合目までこんな感じの登山道が延々と続いていました、階段なんで歩きやすいですが、ジワジワ太ももにキマス、歳だなぁ
御嶽7合目八海山支店休憩所?(6:21)今はやってなさそうですね、鐘をつくと良い感じの音が辺り一面に響きました。
御嶽ロープウェー山頂駅との分岐路、奥に見えるのは黒沢口登山道、行者山荘
行者山荘
黒沢口登山道、行者山荘、写真だと小さく見えますが結構奥行きがあって大きいです
ロープウェー営業時間標識、う~ん遅いっす、もうちょと早いほうが・・・って無理か
修行上の跡らしいですよ、あそこから上は神域?聖域?ってことかい
(6:27)頂上まであと3,400m、こんな感じの道が続いてます。
(6:39)頂上まであと3,000m、道が良いのでけっこう早く登れるんですが、階段だけあって足にクル・・・無心で登る
女人堂
八合目 女人堂2,470m(7:08)デカイ!すごく立派な山小屋です、女人堂までは大変整備された登りやすい登山道ですが、7合目の石碑から50分程度だけどキツイ、体感的にはそれ以上の体力を使ったように感じる
女人堂 杖洗いの由来マトメ
明治初期までここより上は女人禁制でもあり、ここから下が下界、上は神域とされて、新しいわらじに履き替えて登ったそうです。
それに伴い下界より突いてきた金剛杖についた泥も洗い流し清めたそうです
8合目女人堂からの登山道、いよいよ始まった!と思ったんですが、ココをすぎると、けっこう整備されてました。
なんとなく振り返ってパチリ、女人堂写ってます
9合目の石室山荘まで800mの標識を発見、このちょと上から、山道の本領発揮って感じになりましたよ。
高山の登山道って感じですよね、木々はどんどん低くなって、よーくみると写っている山荘につくころにはホトンドなくなります、山荘、遠い、心折れ、そう
山荘までもうちょっと、この岩地帯を登っていきます、見た目ほどハードではない?気がする?
山荘直前は、なんか岩登りっぽくなります、山頂と山荘へ行く道は分かれています、どっちに行っても山頂にいけます、どっちもキツそうです
石室山荘
(8:02)山荘方向の道を選んでいくと、かなり急な道を登りますが、基本、岩の道なので登りやすいです。
ただ、道は細く滑り落ちたら大けが間違いなし、山頂へは山小屋の中を通っていきます、しっかし凄い所に山荘がたってます。
ニノ池と避難小屋(二ノ池本館)だと思いますが、噴火で埋まったのでしょうか?あとエメラルドグリーンの池のハズなんですが、ただの白い沼のように見えます
山頂、直前のシェルター、先の所から此処までは、下から見えてるんですがなかなか大変、3000M近いので空気が少し薄いのかも、息があがりました。
非難シェルターごついです、宿泊禁止か・・・そりゃそうだよね
シェルターの横にある階段を登れば山頂です、階段横にはいたるところに噴火の傷跡を見る事ができます、まだ4名ほど行方不明だそうです。
山頂
山頂です(8:44)中央の遠くに富士山が見えますね、さすがは3000m、中央アルプス、北アルプスが間にあっても見えちゃう? 静岡県民としては見れて嬉しい
山頂(8:45)、3~4つのベンチと祠、釣り鐘があります、山頂はさほど広くはありません、20~30いると窮屈に感じるかも
ちなみに、釣り鐘は穴が開いていて良い音はしません、火山弾が直撃したような感じの穴が開いてました。
昔から登っられていたことが何となく感じ取れます、山頂ていうか神社の境内って雰囲気です
一ノ池
御嶽山一ノ池、火口なので水は無かったらしいのですが、白い火山灰で覆われていて、まるで月面写真をみているようでした。
実は、先ほどのシェルターの前は大工事中、山小屋なのかシェルターを作るのかわかりませんが、けっこう大規模な工事してます。
しかし、標高3,000メートルですからね、工事の人も大変だろうな・・・ご苦労様です
御嶽山マトメ
とても登りやすい山道で危険を感じるところは、石室山荘への登りの個所だけです、山荘によらず迂回すれば危険個所はないのかも。
山小屋をうまく利用することで、比較的軽装備でも登れそう、標高が高いので山頂で寒いかも、汗冷対策、防寒対策は必須かも
あと景観は、8合目から上は樹木がなくなり素晴らしい景観でした、ただそれより下は、林の中の道でほとんど何も見えません、整備されている分一本調子で登れてしまい、思ったより体力を消耗しました。
黒沢口は標高1,700mくらいですが、玉滝口コースは2,200mあるので、そっちが開通すれば、もっと簡単に登れそう、また登ってみたいと思います。
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