賤ヶ岳は、滋賀県長浜市にある標高421mの低山、山の北側に余呉湖、南側に琵琶湖がある風光明美なところですが、戦国時代には、織田信長の家臣である、豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)と柴田勝家が信長亡き後の権力争いの決定打となった「賤ヶ岳の戦い(1533年)」でとても有名な場所との事。
賤ヶ岳の観光駐車場
賤ヶ岳の駐車場は登山口のすぐそばにあります、実際は登山用の駐車場ではなくて観光用駐車場でした、ざっくり20台位は余裕で駐車できそうな広さがあります。行楽シーズンど真ん中のはずですが、駐車したあった車は私のを含めて3台とちょっと寂しい感じです。
[map url=”http://maps.google.com/maps?q=35.532962, 136.201861″]余呉・観光駐車場[/map]
賤ヶ岳登山口へ
賤ヶ岳の登山ルートはいくつかあるようですが、いちばん緩やかそうな~ところを選んで登ることに、登りだしがちょっとキツイ感じです心配したんですが、その後は平たんな感じの道がゆったりとした登りが続きます。
大岩山砦跡
ハイキングルートの中間地点に大岩山砦跡があります、昔の砦あとで少し広い広場になっていますね、奥には中川清秀のお墓がありました。
大体ここで半分ちょっと手前です、ここまですれ違った人や追い抜かれた人はいません、人気のないコースなのか?
賤ヶ岳の首洗いの池
さらに進むと、「首洗いの池」という名の池があることを発見、中川清秀の遺体の首をここで洗ったそうです、なんかコワイです、せっかく来たので見学する事にしたんですが、池というより「水たまり」でしたね。
直径は1メートルくらいで、その中にはメダカの半分くらい大きさの生物もいたので、池は枯れないみたいです、ちゃんと水は湧いてきているでしょう、でも、表示板がなければ水たまりにしか見えないかも。
山頂まではここからあと2km程度、比較的平坦な道が延々と続きます、尾根沿いを登っているのですが、登山道の両脇の木々が大きく生い茂っているので回りの見通しはホトンドありません、さらに今日は曇り空ということもあって、薄暗いので、ひどく寂しい印象です。
登山道も山頂の手前では、多少キツイ傾斜になりますが、距離はそんなに長くないですね、体感ですが100~200mくらいじゃないかと思います。
賤ヶ岳山頂
ハァハァしながら頑張ると山頂に到着すると、一番最初に目に入るがこのトイレです。
実はこの賤ヶ岳は反対側にリフトがあって一気に登ってくることもできる山なんです、って登ってから気が付きました、今までの寂しさはどこへ行ったのか、ワラワラ人がいました。
合戦あとのイメージでしょうか? 休憩中?
休憩所兼展望台、自販機完備です! で売っていたのは「お茶」と「スポーツドリンク」の2種類のみでした。
琵琶湖はデカイ、湖面に写っている島は竹生島だと思います。
余呉湖の周りの道、綺麗なアスファルト道路です、時々釣りをしている人を見かけました…でも、それ以外の人は見かけません
余呉観光センター
余呉湖の周りを数キロあるいていくと余呉観光センターにでますが、実は登山道の出口からここまで民家はおろか自動販売機のひとつもありませんでした、山頂にあって一般道に自販機がないとは恐るべし賤ヶ岳、観光センターでは「うどん」「そば」といった軽食が食べられるようです。
ちなみに登山口の出口にあった「国民宿舎 余呉湖荘」は完全閉鎖中 となりにホテルぽい建物もありましたが、こちらも当然完全閉鎖です。
余呉駅からの登山道の周りにはお店がなかった
近くでおにぎりでも買って…と思っていたんですが、まったくお店がありませんでした。
もしかして駅にかなら売っているのかも?しれませんが…確認してません
結局、車内用のサッポロポテトとバーベQ味を2袋持って登山するハメに、子供にブーブー言われてしまって、お父さんポイントダウンです…
車で行くなら、木之本周辺で確保したほうが良いでしょう、コンビニはもちろん平和堂もあるので食料の調達には事欠きません、忘れずに買っていきましょう。
[map url=”http://maps.google.com/maps?q=35.506001, 136.192478″]賤ヶ岳[/map]
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